半人前主婦

帰りの遅い夫を待ちながら、今日も三歩進んで二歩下がる

お盆休み

連日のプール疲れにお酒をあおって、夫はヘロヘロになって寝てしまった。

寝る間際に酔っ払いが「生まれてきてくれてありがとう」と言ってきた。
え、それ、娘に向けてじゃない?と返したら、「いちゅもありがとう」と言って、寝室へ消えて行った。なんだろね。

夫の娘の溺愛っぷりは微笑ましいやら、気持ち悪いやら、なんだろね。とは言え、これが幸せなんだろうな。

そして、私は誕生日を一人でカウントダウンしている。
喉から手が出るほど欲しい一人の時間、缶ビール片手にリビングに一人、幸せかもな。


そう言えば、断乳とお酒解禁でみるみるうちにぶくぶく太ってしまい、去年の今頃より体重が8キロも増えていたことに、最近やっと気づけたんだった。
妊娠後期に近い体重って、妊娠発覚後につけ始めた体重管理のアプリが教えてくれたよ。

さすがに太り過ぎて夏バテで、息するのもしんどいけど、それでも、夏が終わったら、2人目がんばるかって話しているもんだから、今だけ、今だけ、お酒飲ませて、夏らしく騒がせてね~


【1歳7ヶ月】成長記録と母の戯言

Eテレの「おかあさんといっしょ」でよく流れていた歌が、ふいに流れて、泣きそうになってしまった。
あれは娘が何ヶ月頃だったのだろう?まだコロコロ寝っ転がってばかりの頃だった。

今よりずっと幼くて赤ん坊らしい娘との遊び方もわからず、手持ち無沙汰になっては、時間になるとつけていたテレビに、若干の罪悪感を感じていたっけ。テレビに子守をしてもらってはイケナイと、結構本気で思っていたからね。すぐテレビつける夫にもよく文句言っていたな。

その可愛らしい歌を夫は気に入り、その我が子を愛でる純粋な気持ちが、私とは少し違うような気がして、羨ましく思ったり。
苦いばかりではないけど、そんなこともいっしょに思い出した。


以下、成長記録。

・ズボンを自分で履きたくて仕方ないのだけど、足を通すことが出来ず、履いたつもりでお腹にデーンと当てる。たまに足を入れられる。脱ぐことはできる。

・同じくらいの年の子と少しずついっしょに遊べるようになってきた感じ。
公園で石を渡し合ったり、その石で遊具を叩いて音を鳴らしていた男の子をマネて、後をついて回ったり。
友だちの子どもと手押し車に乗って、押したり、押してもらったりを交代でしたりね。

・鼻やほっぺや口、お腹やお尻など、体の部位を言うと指差す。

・動物や果物、食べ物も少しずつ認識している様子。色には反応薄い。ドキンちゃんとコキンちゃんは同じだと思っているようだし。

・ふんふん鼻歌が得意だったけど、最近は言葉にならない声で歌詞の一部を歌っている様子。

・「〇〇だねー」と言うと、「ねー」と返してくれる。

・自分の服や帽子を指差して、自分の名前を言えるようになってきた。

・うんちするとお尻を叩いてアピール。ごはん中でも気持ち悪そうにするので、中断しておむつを替えると、おならの時もアリ。

・ごはんを(特に白米を)をなかなか食べてくれない日が続いたけど、アンパンマンのマネをして「どうぞ」やら「プレゼント」と、口へ運ぶとパクリ。食事中に限らず、母よりアンパンマンの言うことに従う。

・オクラとおかかを混ぜたごはんだけはよく食べる。

・おやつの量と時間が悪かったのか、おやつを抜いた時はごはんをよく食べ、おかわりする時も。

・おむつ替えや鼻水を拭いたり手洗い、歯磨き、靴下を履かせたりなどのお世話全般を、私以外の人にされるのを拒む。

・いやいや期の一歩手前って感じで、毎日いやいや。

手足口病で、40.8℃。今まで風邪も病気もほとんどなかったので、色々怖くなった。突発も多分まだだし。小児科の先生曰く、あまり酷くならない場合、気づかないこともあるとのことだけど。

・2~3日に夜1回の授乳(もはや母の寝かしつけの都合)だったから、卒乳まで待とうかと思っていたけど、結局少し前に断乳した。(7/5)
1週間くらいは寝室に行くと、「ん!ん!」とおっぱいを指差し、飲ませろ的な感じがあったけど、「バイバイしたよね~」的なことを伝えると、「うんうん」と頷いて納得している様子だったかな。
私も楽になった。お酒飲めるしね。


今朝、今まで開けられなかったおもちゃ(型はめパズル)の蓋のロックを外し、中の型を出すと、黙々とひとりで型を当てて入れようとしていた。

いつもなら「ママー」と呼びそうなところ、ロックを外すのに試行錯誤していたので、
そっとしておいたら、結構長い間、ひとりで格闘していた。その後、ほとんど型を入れることはできなかったみたいだけど、それらしい遊び方もしていたし、何よりロックを外せたことに驚いた。

今まで、このおもちゃは「はい、コレ。」的な感じで、まずロックを外してから渡していて、側で「どこに入るのかな~?!」的な口出しもしていたから、改めて、意識しないと放っておく、すきにやらせるってのは意外と難しいんだなぁと思わされる出来事だった。

そして、小さなことから、日々変化する関心ごとや得意なことに気づいてあげたいなぁと思う。あと、できるようになったことばかりが目につくけど、できるのにやりたがらないことやすきじゃない遊びも、なんでかな?と考えてみると、また面白い発見がありそうだな。

 

 

鈴木晴香さん、「夜にあやまってくれ」より備忘録。

 時間を置いて、再び読んだときの変化が楽しみ。どストライクなタイトルのインパクトもさることながら、中毒性のある歌ばかり。


君の手の甲にほくろがあるでしょうそれは私が飛び込んだ痕


たまに鳴る電話の糸は緩くなり同時に話して同時に黙る


地下鉄のホームに過去の雨が降るコンクリートの呼吸の長さ


自転車の後ろに乗ってこの街の右側だけを知っていた夏


もう少し早く出会っているような世界はどこにもない世界より


レコードに針が落ちるのを待つような痛みと知れば痛みがほしい


お祈りの時は瞼を閉じながら瞼の色を確かめていた


神様は全てを知っていることを知って怖くはないのだろうか


調律をなくした朝はその夜が確かにあったことを教える


一日が朝で終わる日 君といた時間すべてに落ちていた月


転がったペットボトルの蓋ほどの偶然の行き先のその先


氷より冷たい水で洗う顔うまれる前は死んでいたのか


動き出す窓から見えるどうしようもなくどうしようもない君の顔


悲しいと言ってしまえばそれまでの夜なら夜にあやまってくれ


路線沿い歩けば遠い足音に日付を持たない思い出がある



黙ることが答えることになる夜のコインパーキングの地平線


Tシャツに濡れる背骨に触れながら君の人間以前を思う


何が悲しいってこれを初恋と呼んだら君が笑うってこと

 

 

 

 

【1歳5ヶ月】成長記録と母の戯言

今更ながら、うちの娘、こんがり焼けすぎなことが心配になってきた。
体力の有り余る娘と1日家の中で向き合って遊ぶのがしんどくて、4月くらいから2日に1日は公園でがっつり遊ぶような生活をしていた。草むしりがてら、庭に放り出すことなら、ほぼ毎日だし。
いちお子ども用の日焼け止めは塗っているけど、帽子は嫌がるのでかぶったりかぶりなかったりだし、暑くなってからは普通に半袖を着せていた。
そんで、気づいたら、小学生みたいな黒さになっていて、会う人会う人に「クロっ」と言われる娘を、今更不憫に思ってしまった。私も夫も焼けやすい体質なのもあるのかね?とにかく黒い。

「子どもは真っ黒くらいが健康的でイイネ」なんて言われていたのはもう昔の話で、聞こえないフリをしていたけど、「不必要な紫外線は浴びないように…」って、そこかしこに書いてあったよね。うわーん!

そんなことをモヤモヤ後悔していたら、関東梅雨入り!
雨の日に外遊びするほど、母はタフではないので、これにてしばらく紫外線から逃れられる気がしている。
公園へ行きたくても雨降ってて行けないやってなれば、なんとかするし。曇りだったら、やっぱり公園行こうぜー!ってなるけど、最近はまた児童館にお世話になっているよ。

と言いつつも、今日は小雨の中、近所の郵便局まで長靴履いて、散歩に出かけたんだった。
密室しんどくてひょっこり連れ出したものの、水溜りを蹴飛ばし、飛び跳ね、苔で尻餅、傘差してるのに抱っことか、片道10分かからない道のりを往復1時間以上かけた長い散歩なりました。
そう言えば、高校生くらいまで、私も雨の中でずぶ濡れになって遊んでいたっけ。先は長いな。


以下、成長記録。

・麺やパンはだいすきなのに、お米を嫌うようになってきた。おにぎり作戦も効かない。

・野菜も新しいものは嫌がる。スープにするとよく食べるので、あれこれ入れた野菜スープばっかり。

・きゅうりの浅漬けがすき。

・たまに後追いが激しく、つらい。

ごっこ遊びがすきで、結構凝ったこともする。ので、本格的におままごとのおもちゃを買い始めたよ。

・嘘泣き?涙は出ないのに、声を上げて泣く。「ダメだよ」とか言った時にとくに。

・「ママ」より「パパ」の方が言う。

Eテレで流れる「パプリカ」がすきで、手を合わせてお花を作る。

・苦手だったお年寄りにも愛想を振りまくようになってきた。

・いつの間にかズボンやオムツを一人で脱げるようになっていた。

・7時起床、8時朝ごはん、12時昼ごはん、13~15時昼寝、16時おやつ、18時夕ごはん、19時お風呂、20時半までに就寝。が、理想の生活リズム。外出しない時はだいたいいい感じ。

バタバタとしていて、細かいことに注意がいかないのだけど、とりあえず殴り書きでも、残しておく。

 

【1歳4ヶ月】GWの思い出と成長記録

GWは初めてのキャンプへ。
生憎の曇りのち雨の空模様だったけど、まったくお構いなしの娘は100均で買ったぶかぶかの黄色のカッパを羽織り、まぁ濡れるところへ濡れるところへ…容赦ない。

午前中は晴天で暑かったから、噴水のある広場でずぶ濡れになって遊んだし、この日は計5回くらい着替えたっけ。
子どもは「汚い・危ない・うるさい」ことがだいすきだって言うけど、まさにその通り。子どもらしくていいじゃないと思いつつも、たまに顔が引きつってる自分がいる。外でくらい、好き勝手にさせたいんだけど…ねぇ。

夜はちゃんとテントで眠れるかな?と心配していたけど、わりとすんなり寝てくれ、疲労困憊の夫婦は水入らず、少し肌寒い外で缶ビールを開けたよ。
ツナ缶にスライスしたニンニクと鷹の爪を入れ、火にかけただけの夫が作った即席のつまみが美味しくて、もうクタクタで眠たいのに「もう1本飲むか」って、なんだか懐かしい気持ちに。こんな風に適当なごはん作って、あちこち行っては、だらだら飲んだなぁ。フェスや登山や旅行は車中泊、とにかく外で過ごす時間がすきだった。甘い思い出たち。

翌朝は雨も上がり、テントその他諸々の撤収作業は夫に任せ、他のグループの子どもたちの遊びに娘と混ざったりした。
中でもてんとう虫集めに興味津々で、少し年上の女の子に「てんとう虫、あかちゃんに乗せてもいい?」と聞かれ、(もう私的にはあかちゃんではないけど、3歳くらいの子からすると、まだまだ赤ん坊みたい。笑)
そっと娘の腕にてんとう虫をのせてくれた。てくてくと肩の方へ登るてんとう虫をじっとりと見つめ、指でつまみ上げようにも掴めず、されるがままに一部始終を見つめていた娘の不思議な横顔に、キャンプ連れてきてよかったなぁと。

口で言うのは簡単だけど、自由でたくましく育ってほしいなんて思った、初めてのキャンプだった。夏になったら、今度は連泊してみたい。海がいいな。


以下、成長記録。 

・積み木を5個くらい積めるようになった。向きを持ち替えたり、バランスを確認したり、力の入れ具合を考えたり、その様子に、ひどく感動。夫に似て気長で手先が器用なのかと、親バカ中。

・小走りになってきた。ジャンプはまだ先かな。階段の上りは悠々、下りはヨチヨチ。

・自我、爆発。とくにごはん中はあれこれ指図が多い。

・最近、味噌汁やスープ系が好き。茶碗を抱えて飲む。そのせいか、ごはんが進まない。

・たまに顔を合わす近所の人や知らない人には、ぐんぐん近寄りはしないけど、会釈やバイバイはしっかりする。

・バイバイとタッチは基本セット。タッチをしてくれるまで手を伸ばしたまま。

・私が台所で作業していると、足に絡みつき手を伸ばして、あっちで遊ぼうと、居間へ引っ張ろうとする姿が最強にかわいい。

・でも、散歩中は自由に動きたいから、手を繋ごうとすると振り払われる。

アンパンマン信者になってきた。アンパンマン見ると興奮。怖ろしい…

・まだ一緒にはなかなか遊べないけど、少し上のお兄ちゃんやお姉ちゃんが居ると、後をついて回り、相手をしてもらっている。

・そんなわけで姪と甥がたいすき。

・気まぐれでおしっこやうんちのあとに、トイレへ行こうとする。トイトレっていつからするのかな?

・結構難しい公園の遊具にも挑戦するようになってきた。網になっている山とか、クライミングみたいな岩とか、ブランコも乗れる。滑り台がすき。

・児童館などでは、モジモジもしないし、ガンガン攻める方でもない、デーンとしているタイプ。


1ヶ月前にやっとできるようになったことを、もう今では当たり前のようにやっていることに、改めて成長の早さを痛感させられる。
大人では考えられないスピードで物事を習得していく姿は面白くて、まだ近くで見ていたい、いっしょに居たい気持ちになってる。毎日いっしょだと、やっぱりうんざりもするんだけどさ。

どこへ行っても聞かれる「そろそろ保育園?」の問いが、少しばかし気になっていたけど、いったん放置します。明日もいっしょだ、よろしくね~

 

 

【1歳3ヶ月】成長記録と母の戯言

・ママ、パパ、んま(ごはん)、わんわん、(いないいない)ばぁ、いた、あった、アンパン(アンパンマンのこと)が喋れるようになった、意味のある言葉かな?

カンパイを「カン」は口パクで「パイ」だけ声に出したり、惜しい言葉もチラホラ出てきている。

・滑り台を前向きで滑れるようになった。

・くつ下、ズボンを自分で履きたがるけど、まだまだできない様子。

・おとなのスリッパを履きたがる。歩きたがる。転ぶ。

・唇切ったり、アザ作ったり、前歯欠けたり、ケガが増えてきた。

・「ゴミ箱にポイ」を覚えたので、使ったティッシュを丸めて渡すとゴミ箱へ持って行ってくれる。自ら、カーペットに落ちている食べカスなんかも拾って、捨てたりもする。

・鼻水が出ると、自分でティッシュで拭く。(拭けてないけど)

・お風呂に入る時はリビングで脱いだ服を持って、脱衣所のカゴに入れる。

・寝室の豆電球も消して真っ暗にしたら、夜起きなくなった気がする。

・大人の話す言葉の半分くらいは理解している気がする。お外へ行こうとか、部屋へ戻ろうとか、歯磨きしようとか、あれ取ってとか、ばぁばに渡してとかの声かけに、その通り動く。

・階段を上ったり下がったりの遊びがすき。

・ごはん中、メニューに不満があったり、足らないと、冷蔵庫を指差して、ん!ん!と何か頂戴と訴えてくる。だいたいチーズのこと。

・出かける時は生意気に自分のリュックやバックを準備し、おもちゃを入れて玄関まで持っていく。けど、車乗ると忘れる。

・私の化粧をマネして鏡を見ながら、顔をポンポンしたり、ブラシで撫でたり、保湿のクリームなんかも自分の指にたっぷりつけて、塗りたくる。

・午前中に外遊びをするようになってから、チャイルドシートやベビーカーに乗ると泣かずに寝てくれるようになった。

・しかし、まとまって3時間とか昼寝されると、ビビる。

・知らない人に手を振られると手を振り返すけど、その流れで「おいで~」と手招きされると、その場に固まる。

・慣れた人の前だけはしゃぐ、わがまま。アウェイでは人間観察をして、わりと静かに遊ぶ。

・コップを使って上手に飲めるようになってきた。

・雑炊や軟飯より、白いごはんがいい様子。おにぎりにすると喜ぶ。離乳食も卒業か。


毎日いろいろ思うことはあるのだけど...

言葉にならない気持ちと向き合う時間もほしいけど、どんどん上書きされ、すっかり忘れてしまったり、胸にしまっておいたままで、もう少し落ち着いて記念に、記録に、残しておきたいと思いつつも、今の私にはこれが手一杯か。

溢れ出る“今”をボロボロとこぼしながら、今さっきした後悔を悔やむより、次の一手で挽回するしかない感じは、“ごめん”と“ありがとう”の繰り返しで、なんてゆーか、子どもと暮らしていると前にしか進めない気がするんだった。後戻りはできない、立ち止まることさえさせてくれない。
あっちへ行こう、こっちへ行こうと次から次へと私の手を引く娘に、置いていかれぬよう、見失わぬよう、前へ前へと進んでいく。
たまに落ち込んだって、次には夕ごはんの献立考えてるし、明日の児童館のスケジュール眺めて予定立ててるし。それどころじゃないし。

ひどくナイーブだった妊娠中の私は、もうずいぶん遠くへ、もはや姿も見えなくなってしまったようだ。懐かしくて恥ずかしい。

【1歳2ヶ月】成長記録と母の戯言

歩く歩く、もう20歩、30歩、いや、自由自在に変幻自在に歩き回る。
なんて書いたままほっぽいておいたら、もうもはや当たり前のように歩くようになっていた。むしろはいはいを見る方が少ない。

片足を軸に360度回転してみたり、階段を登ってみたり、尻もちをついては立ち上がり、また転んで、起き上がり、その姿はたくましくも、ネジの外れたロボットのようだ。
石を拾って、ゴミを拾って、水溜りを掻き回し、雑草を不思議そうに見つめる。鳥の鳴き声に空を見上げ、犬の鳴き声に身を縮め、てんとう虫をつまみ上げようとする。うん、なんでもしたがる。

うわぁ、一人で歩いている。目を離せば、どっかへ行っちゃいそうだ。

めちゃくちゃな嬉しさと同時に、母はわずかな寂しさみたいなものも感じたよ。
すでに何度か感じた気がする、痛みに近いこの得体の知れない気持ちは、なんなんだろうね。

しかし、身長75cm、私の腰の高さにも満たない小さな体でぴよぴよ、よちよち、てくてく、とことこ。
どんな効果音にも負けない。このかわいさったら!あーたまらない。


あと、やっとファーストシューズを買って、家で履かせたら、まさかの今更普通のはいはいをし出した。いや、してしまうのかな?最初からずっと高ばいしかしてこなかったから、びっくりした。

どうも慣れない靴を履いた状態では、膝をつかないと上手くはいはいができないらしく、一般的な赤ちゃんらしいはいはいを初めて見ることになった。

それはそれで可愛くて、笑ってしまった。そうだった、はいはいってこういう形だったよねって、いい記念。ま、慣れたらすぐ高ばいに戻ったけど。
同時にもうじきあの立派過ぎる高ばいも見れなくなってしまうのかと、ここぞとばかりに動画を撮りまくろうとする日々。ほんとしないけど。


以下、成長記録

・くるくる回っては、尻もちつく遊び?運動?をキャッキャしながらする。

・以前はすぐに手を離してしまった押し車を、一人で押すのが楽しそう。我が家の短い廊下を行ったり来たり。これ、付き合うの結構しんどい。

・外食時には結構いろいろなものをあげてしまい、もう食べまくっている。
食べさせたいものと食べさせたくないものを分けてあげるの難しいな。大人が食べているものを基本食べたがるし。目を離せば、勝手に食べているし。

・相変わらず、お年寄りに話しかけられると何故かマジで固まる。申し訳ない。

上着を着せたり、靴下を履かせたりのお決まりのことをすると、外で遊べるとわかるのか、おとなしくなる。

・食べ終わった食器を渡してくれる。

・昼寝はまだ日に2回の時もあるけど、1回が多くなってきた。1~2時間くらい。昼頃に寝ちゃうと夜までもたないみたいで、夕方頃に機嫌悪くなるけど、その分夜は寝付きがよい。

・片手のコップで飲みたがる。洋服びしょ濡れ率が高いけど、余裕がある時はなるべくさせると、これまた嬉しそう。

・ファーストシューズはアシックスのオフホワイトのもの。ちょっとギプスみたいだったかな?サイズは13cmと大きめ。見たまんまだけど、やっぱり娘は甲高らしい。

アンパンマンに食い付きがいいので、アンパンマンのおもちゃを夫が買いまくっている。と思ったら、こないだドラえもんを指差して「アンパンッ」と言っていた。

・滑り台は頂上に行くと、自分でうつ伏せになって滑る。座って滑るのはまだ怖いみたい。

・ベッドなど、高さがある場所からは足から上手に下りる。

・相変わらず、音楽だいすき。踊るのだいすき。センスある!

・バイバイのあとに何故かひょこっとお辞儀をする。このセットが異様にかわいい。

・歩いている時に私が手を繋ごうとすると、振り払われる。夫だとわりと繋ぐのに。

・抱っこ紐にハマる。動きづらそうなのに、1時間くらい付けたまま遊ぶ。


外遊びができるようになったので、今まで行けなかったところへ、つい欲張って連れ回したくなるけど、今はまだルーティーンがいい様子。
午前中は近所の公園か家の庭、お昼寝のあとは児童館や家で室内遊びってこじんまりしたコースが、いいリズムのよう。物足りないのは私だけで、今の娘には十分なんだろうなぁと思う。コンパクトな生活だよ。

その点ベビーカーで歩いて10分ちょっとで大きな芝生の公園があり、車で5分で児童館があるので、ほんと助かっている。
それに今はお隣さんへ回覧板を届けるだけでも、大冒険って感じだしな。


行く先知らずの娘のエンドレスな寄り道に、あぁもう…っと、つい抱き上げてしまうけど、なるべくいっしょの目線で、この日々の成長を見守りたい。

うわ、我ながらなんと優しい気持ち。
最近イライラすることも多かったけど、もういいや。可愛いや。それでいいや。


走り出したり、ジャンプしたりする日も近いのだろう。鼻血出したり青あざ作ったり、絆創膏貼ったりするのかな。それすら、ちょっとだけ楽しみだったりする。