半人前主婦

帰りの遅い夫を待ちながら、今日も三歩進んで二歩下がる

我が家に危機到来?

せっかく始めたブログを放置していたのにはワケがあって、夫の嘘が発覚したのだった。ぼろぼろと。
ざっくり控えめに言えば、お給料をずいぶんと誤魔化していたのだ。

この時ばかりはドラマのように床に倒れこんだよね。よくあるドラマのワンシーンもあながちオーバーではないのかも知れない。

何だか引っかかってたあれこれが、みるみるうちに繋がってく不快な感覚にゾッとした。

夫の給料だもの、好きにさせたれ!と言われてしまいそうだけど、我が家は私が管理することになっていた。
今年一年はとくに今や今後のお金に関しても、わりと大事なことを話し合って来たつもりだったのに、それなーりな顔して、実際は腹割って話し合ってくれてはいなかった。
妻がお金の管理をすることには、賛否あって、私自身もいろいろ思うこともあるが、そのことに納得いってないなら、ちゃんと話して欲しかった。

夫の気持ちがわからなくなった。

タッグを組んでいたと思っていた相手の腕はずいぶん遠くにあったようで。
夫よ、言っておく。金額の問題ではないのだよ。

と、まぁこの通り毎晩ムキムキーと涙を堪え、歯を食いしばっていた結果、放っておいた親知らずがガリッとかけたのだった。どんだけ食いしばったんだよ、なんとマヌケな話。
毎晩散々泣き腫らしたがんもどきみたいな顔が、そのまま怒涛の3週連続抜歯コースになり、ぷくぷくの肉まん面にまで膨れ上がっていったわけで。

そんな顔を見て、笑う夫。というか、告白してから、なんならスッキリしている夫。まったく。

私も悪かった。
夫をスーパーマンだと信じてやまず、おや?と思ったことも、愛さえあればと盲目になり過ぎてきた。
…結果がこれだ。
そんなわけで、ブログの方向性が見えなくなってしまった。暗い。いざ書き始めれば、悲劇のヒロインのよう、止まらない愚痴。

主婦のありふれた日常を、結婚生活を、面白おかしく、時にお茶目に綴りたかったのに。
あれ?でも、これいいネタなのか?なにせ夫の悪口ブログはいつでも人気らしい、世の中。


そんなこんなで、ここ1ヶ月は自分の喜怒哀楽に見事なまでに振り回され、自問自答を繰り返していた。

しつこいくらいにいちいち感傷的になったり、バカ笑いしたり、夫に暴言を吐いてみたり、言い過ぎたと落ち込んでみたり、やる気ゼロでコンビニ弁当の夕飯の日も続いたし、離婚の二文字さえさらっと頭によぎるのだから、まだまだもろい。夫婦ってなんだろう。お金ってなんだろう。

忘れてたわけではないけど、厄年だったことも、この年の瀬になり、より胸に突き刺さる。寒いなぁ。
33歳、さんざん、ほんと上手いこと言ってくれるよね。
さて、どんな風にブログを続けていこうか。