半人前主婦

帰りの遅い夫を待ちながら、今日も三歩進んで二歩下がる

予定日を余裕で過ぎました

出産予定日当日のクリスマスに行った健診で「まだかかりそうだ」と言われた。

それから唐突に誘発剤の話が始まり、年末年始は病院の都合で通常の誘発入院の予約ができないらしく、
明日から入院してさっそく明後日誘発剤か、年明け1/3から入院して翌日から誘発剤かの、どっちかになってしまうとのこと。その予約の日を今ここで決めてくれと。
そんな!!!突然言われましても…

自然陣痛をまだまだ待ちたい気持ちと、このまま陣痛が来なかったら、年明けの誘発入院までちょっと先が長くないのか?という不安と。とにかく突然言われましても…

夫と母に相談して、結果自然陣痛を待つことにした。37週0日〜41週6日の間を正期産と呼ぶらしく、赤ちゃんも元気にしてるし、年明けで全然大丈夫なんだと先生も言う。
それでも、じっとして居られずに、「過期産」や「初産  遅れる」などと、また性懲りもなくスマホに入れちゃうわけで。そして、溢れ返る情報にあわあわ。

素人の私が無闇に調べても、あんまり役に立たないこと、もうすでにこの妊娠期間でよくわかったのにね。結局この期に及んでも、どーんと構えることができてない自分に、ふぁーと情けなく肩を落とした。誰かスマホを取り上げてくれ!

そんなこんなで、心細くなり無性に泣きたくなって、病院帰りに夫にSOSの電話。
心配した夫が仕事帰りに迎えに来てくれ、夕ごばんに連れてってもらう。そう言えば、クリスマスだったのに、そんなことも忘れて定食屋だった。

諸々をブチまけ、うんうんとおとなしく聞いてくる夫に最後には半ば泣きそうな声で「今までありがとう」と言っていた。
まだ生まれてないないよ、大変なのはこれからだよ、と笑われた。
そうだった、出産も育児もなんも始まってない、これからなんだった。こんな時いつも「がんばれ」とか「考えすぎだ」とか言わないでいてくれる夫に、ほんとに助けられているのだ気づかされる。普段何かと辛く当たってしまう、自分をまた反省。
外はもう真っ暗、散歩には寒すぎるので、車を駐車して小1時間ほど“よしよし”となだめられたクリスマスの夜だった。


そして、予定日を5日過ぎた今日は12/30。
予定通りにいかないことに、できることと言えば、いつも通り暮らすこと。
と、少しがんばって体を動かすことくらいか。あと、前向きな気持ち!
“できることはすべてする。できないことは考えない”
気持ちよく、我が子を、新しい年を迎えたい。今年はいいやと思っていた大掃除でも、今から始めようか。雑巾がけがいいらしい。

実家に居てもあまりにひまなので、仕事納めした夫に合わせて、自宅に帰って来た。
里帰りと言っても、実家と自宅は車で30分ちょいの距離なので、結局年内は自宅で過ごすことにした。あっちへこっちへ、行ったり来たり。