【子どもと添加物 33のポイント】備忘録
添加物や農薬、オーガニック云々かんぬん…食の噂話?や、真実は、もうなんというか闇が深い。
正解がわからないし、情報溢れ過ぎてるし、もはやどれもインチキ臭いし、過激だし、なんだか疲れてくる。
いつだって気になるって言えば気になるし、そうでもないと思えばそんなに気にならないし、辿り着くのは「私たちはいいけど、小さな娘には…」
果たして、私たちはいいのか?
娘だけにっていうのは無理が出てくると思うし、なんというか気持ちがよくない。かと言って、家族単位で動くとなると一気に腰が重くなるから、あまり首を突っ込みたくないのだけど、定期的に不穏な情報に興味が向いちゃうのだ。もはや心の問題か。
そんなわけで、我が家に取り入れてもストレスにならない程度の、「選ぶならあれよりこれ」的な、ゆるい情報収集、懲りずにまた始めました。
以下、図書館で目についた渡辺雄二さんの「子どもと添加物33のポイント」より、備忘録。
今更なことも、知らなかったことも、うる覚えなことも、なるべく頭の片隅に置いておきたいところ。
・ 市販されているガムのほとんどに、アスパルテームという合成甘味料が使われている。これには発がん性の疑いがある。
・コーラには大量のカラメル色素が使われている。カラメルⅢとⅣには発がん性のある4-メチルイミダゾールが含まれている。
・うまい棒はスクラロースが使われているので食べない方がいい。
スクラロースは砂糖の約600倍の甘味があり、有機塩素化合物の一種。ほとんどが毒性物質。
・ガリガリ君を食べるなら、スイカ味よりソーダ味の方がマシ。アセスルファムKも合成甘味料の一つ。安定剤のペクチンは、リンゴやサトウダイコンなどから抽出された粘性のある多糖類。動物実験では毒性はほとんど認められていない。
アイスクリームを食べるなら、井村屋のあずきバー、ハーゲンダッツのストロベリー、グリーンティー。
・ウィンナーに使われる発色剤の亜硝酸Naは毒性が強い。
安全性の高いウィンナーは信州ハムのグリーンマークシリーズ、イオンのトップバリュ・グリーンアイシリーズ、JA高崎ハムのSマークシリーズ。これらは亜硝酸Na不使用。
・インスタントラーメンならノンフライの塩味。マルちゃん正麺塩味、日清ラ王 塩、サッポロ一番頂 しお味などがいい。しょうゆ味はカラメル色素が使用されているため避ける。
・菓子パンならクリームパンやジャムパンよりあんぱん。プラス、イーフトフード不使用のものを選ぶ。
イーフトフードは全部で19品目。毒性の強いものはそれほどないが、塩化アンモニウムは例外。しかし、イーフトフードとしか表示されないので、何が使用されているかわからないので注意が必要。
・膨張剤にはミョウバンやアンモニウムミョウバンなど、アルミニウムを含むものがある。
・ポテチならうすしおかのりしお味を選ぶように。
調味料(アミノ酸等)は、L-グルタミン酸Naをメインにしたもの。もともとこんぶに含まれるうま味成分で、毒性はほとんどないが、一度に大量に摂ると人によっては動悸を感じたり、その味に慣れると味音痴になる。
・香料は合成が約150品目、天然が約600品目もあり、「香料」としか表示がないと何が使われているか不明。
・グミならカンロの「ピュレグミ」
・ポカリ、グリーンダ・カ・ラはOK、アクエリアス、ポカリイオンウォーターNG
・コンビニおにぎりなら、紅しゃけか梅を選ぶ。明太子・たらこは避ける。
・グリシンはアミノ酸の一種で、 食べ物に含まれており、とくに魚介類に多く含まれている。
・pH調整剤は、酸性度とアルカリ度を調整するほか、保存性を高める。全部で30品目程度あるが、毒性の強いものは見当たらない。
・炭酸Mgは毒性ほとんどない。
・牛丼を食べるなら松屋。吉野家、すき家は何を使っているか教えてくれない。
・次亜塩素酸ナトリウムは、最も急性毒性の強い添加物。居酒屋の焼きガニやキスの天ぷら、カレイの煮つけ、寿司店のエビ、回転寿司のあわびは要注意。
・コーヒー飲むなら、ボス無糖・ブラックかUCCブラック無糖がよい。デキストリンは安全性に問題なし。カゼインNaも微量使われる分には、それほど問題なし。
・野菜ジュースを飲むなら「1日分の野菜」か「野菜一日これ一本」がいい。
・栄養ドリンクに添加されている安息香酸Naは毒性が強い。安息香酸Naなどの保存料の含まれていない「オロナミンC」や「デカビタC」がよい。
・明太子やたらこ、いくらは頻繁に食べると、胃がんになる確率が2倍以上高まる。
・輸入レモン、グレープフルーツ、オレンジは食べない方がいい。発がん性が認められている防カビ剤のOPP(オルトフェニルフェノール)やOPP-Na使われている。妊産婦はTBZ(チアベンダゾール)にとくに注意。
・回転寿司などのガリは発がん性の疑いのある合成甘味料のサッカリンNaが使われている可能性が高い。
・サッカリンNaは歯磨き粉にも使われていることが多い。ライオンのクリニカ、サンスターのオーラツー、花王の薬用クリアクリーンにも使われている。
・プリン体は遺伝子を構成する物質であり、体にとっては不可欠なもの。問題は、体内でプリン体が過剰になってしまい、尿酸が増えてしまうこと。プリン体はアミノ酸、脂肪と並ぶ三大うまみ成分なので、プリン体ゼロの発泡酒は当然おいしくない。
ビールに含まれるプリン体は、アルコールの中では多いというだけで、ほかの食品に比べると少ない。
・ノンアルコールビールを飲むなら、カラメル色素と合成甘味料のアセスルファムKが添加されているオールフリー、ドライゼロより、添加物の少ないキリンフリーがいい。
・ソースはオタフクお好みソースにはカラメル色素が添加されているので避ける。ブルドッグソースとキッコーマンデリシャスソースには使われていない。
・市販の食パンならイーストフード不使用のパスコの超熟、セブンプレミアムの毎日食パンがよい。バター入りマーガリン、マーガリンが使われているが、少量。
・上白糖は原料のサトウキビに含まれる糖蜜を除いたものなので、ほとんどがショ糖。糖蜜に含まれる、カリウムやカルシウムなどのミネラルはほとんど含まれない。砂糖有害論がささやかれているが、ブドウ糖と果糖が結合したものだから、問題はない。
三温糖は上白糖よりも栄養的に優れていると思われるがちだが、ミネラルはほとんど含まれていないので、それほど変わらない。製品によっては、カラメル色素が添加されたものがあるので、注意。
白砂糖が嫌なら、糖蜜が残っていて、ショ糖のほかにカリウムやカルシウム、マグネシウムなどを含んでいるきび砂糖がオススメ。
最後に我が家の父の名言と、スカッとウルフルズを1曲。
「体に悪いものはうめーよなー」
酒を飲みながらの口癖。ゴクリと頷く、私と夫。