【1歳2ヶ月】成長記録と母の戯言
歩く歩く、もう20歩、30歩、いや、自由自在に変幻自在に歩き回る。
なんて書いたままほっぽいておいたら、もうもはや当たり前のように歩くようになっていた。むしろはいはいを見る方が少ない。
片足を軸に360度回転してみたり、階段を登ってみたり、尻もちをついては立ち上がり、また転んで、起き上がり、その姿はたくましくも、ネジの外れたロボットのようだ。
石を拾って、ゴミを拾って、水溜りを掻き回し、雑草を不思議そうに見つめる。鳥の鳴き声に空を見上げ、犬の鳴き声に身を縮め、てんとう虫をつまみ上げようとする。うん、なんでもしたがる。
うわぁ、一人で歩いている。目を離せば、どっかへ行っちゃいそうだ。
めちゃくちゃな嬉しさと同時に、母はわずかな寂しさみたいなものも感じたよ。
すでに何度か感じた気がする、痛みに近いこの得体の知れない気持ちは、なんなんだろうね。
しかし、身長75cm、私の腰の高さにも満たない小さな体でぴよぴよ、よちよち、てくてく、とことこ。
どんな効果音にも負けない。このかわいさったら!あーたまらない。
あと、やっとファーストシューズを買って、家で履かせたら、まさかの今更普通のはいはいをし出した。いや、してしまうのかな?最初からずっと高ばいしかしてこなかったから、びっくりした。
どうも慣れない靴を履いた状態では、膝をつかないと上手くはいはいができないらしく、一般的な赤ちゃんらしいはいはいを初めて見ることになった。
それはそれで可愛くて、笑ってしまった。そうだった、はいはいってこういう形だったよねって、いい記念。ま、慣れたらすぐ高ばいに戻ったけど。
同時にもうじきあの立派過ぎる高ばいも見れなくなってしまうのかと、ここぞとばかりに動画を撮りまくろうとする日々。ほんとしないけど。
以下、成長記録
・くるくる回っては、尻もちつく遊び?運動?をキャッキャしながらする。
・以前はすぐに手を離してしまった押し車を、一人で押すのが楽しそう。我が家の短い廊下を行ったり来たり。これ、付き合うの結構しんどい。
・外食時には結構いろいろなものをあげてしまい、もう食べまくっている。
食べさせたいものと食べさせたくないものを分けてあげるの難しいな。大人が食べているものを基本食べたがるし。目を離せば、勝手に食べているし。
・相変わらず、お年寄りに話しかけられると何故かマジで固まる。申し訳ない。
・上着を着せたり、靴下を履かせたりのお決まりのことをすると、外で遊べるとわかるのか、おとなしくなる。
・食べ終わった食器を渡してくれる。
・昼寝はまだ日に2回の時もあるけど、1回が多くなってきた。1~2時間くらい。昼頃に寝ちゃうと夜までもたないみたいで、夕方頃に機嫌悪くなるけど、その分夜は寝付きがよい。
・片手のコップで飲みたがる。洋服びしょ濡れ率が高いけど、余裕がある時はなるべくさせると、これまた嬉しそう。
・ファーストシューズはアシックスのオフホワイトのもの。ちょっとギプスみたいだったかな?サイズは13cmと大きめ。見たまんまだけど、やっぱり娘は甲高らしい。
・アンパンマンに食い付きがいいので、アンパンマンのおもちゃを夫が買いまくっている。と思ったら、こないだドラえもんを指差して「アンパンッ」と言っていた。
・滑り台は頂上に行くと、自分でうつ伏せになって滑る。座って滑るのはまだ怖いみたい。
・ベッドなど、高さがある場所からは足から上手に下りる。
・相変わらず、音楽だいすき。踊るのだいすき。センスある!
・バイバイのあとに何故かひょこっとお辞儀をする。このセットが異様にかわいい。
・歩いている時に私が手を繋ごうとすると、振り払われる。夫だとわりと繋ぐのに。
・抱っこ紐にハマる。動きづらそうなのに、1時間くらい付けたまま遊ぶ。
外遊びができるようになったので、今まで行けなかったところへ、つい欲張って連れ回したくなるけど、今はまだルーティーンがいい様子。
午前中は近所の公園か家の庭、お昼寝のあとは児童館や家で室内遊びってこじんまりしたコースが、いいリズムのよう。物足りないのは私だけで、今の娘には十分なんだろうなぁと思う。コンパクトな生活だよ。
その点ベビーカーで歩いて10分ちょっとで大きな芝生の公園があり、車で5分で児童館があるので、ほんと助かっている。
それに今はお隣さんへ回覧板を届けるだけでも、大冒険って感じだしな。
行く先知らずの娘のエンドレスな寄り道に、あぁもう…っと、つい抱き上げてしまうけど、なるべくいっしょの目線で、この日々の成長を見守りたい。
うわ、我ながらなんと優しい気持ち。
最近イライラすることも多かったけど、もういいや。可愛いや。それでいいや。
走り出したり、ジャンプしたりする日も近いのだろう。鼻血出したり青あざ作ったり、絆創膏貼ったりするのかな。それすら、ちょっとだけ楽しみだったりする。